広島県呉市下蒲刈で 僕が挑戦する
ブルーベリー農家と
観光農園の話

  1. 農地決定
  2. 整地
  3. 電気・水道工事
  4. 苗を植える
  5. 苗の育成
  6. 苗の剪定
  7. カフェ建設
  8. 最終農園準備
2023年4月6日 10年以上放置されたイチゴ農園跡地の現状

順風満帆だった会社員生活を捨ててでも、 僕が叶えたかった夢。

元々は外資系製薬会社で営業マンとして働いていました。順調に昇進もして、管理職への打診もありました。そんな時に訪れた“コロナ禍”と“長男の誕生”が、僕の転機。思ったように人との関わりが取れないことや、子どもと一緒に過ごせる時間の少なさ、自分が本当にやりたいことってなんだろう?そんなことを考えた時に見えてきたのが「観光農園」でした。

これまでたくさんの方の健康に携わってきた中で見えてきた食への課題、そして未来を作る子どもたちへの教育。観光農園には僕のやりたいことや夢が詰まっているんです。

YOKOYAMA MAKOTO 横山 誠人

美味しさと可能性を秘めた
ブルーベリーの魅力。

「なんでブルーベリーなの?」とよく聞かれます。観光農園といえば、いちごやぶどうなどを思い浮かべる方が多いですよね。それでも僕はブルーベリーを選びました。“目にいい”イメージの強いブルーベリーですが、それだけではなく抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれていたり、低カロリーで食物繊維が豊富だったりとたくさんの効能があるんです。そしてブルーベリーはジャムやワインなどの加工品にも最適。

さらにブルーベリーの品種は300以上もあると言われています。品種によって大きさや味もそれぞれ。ブルーベリー狩りなら、採れたての美味しいブルーベリーを、いろんな種類で楽しむことができます。僕にとって、ブルーベリーは観光農園にピッタリのフルーツなんです。

いろんな偶然が重なって、
下蒲刈にやってきました。

実は、僕の祖父母、先祖代々が下蒲刈に住んでいたんです。だから僕にとって下蒲刈は、お盆やお正月に来るところでした。島なので橋を渡って来るんですが、その時のワクワク感は大人になった今でも感じています。そして、先祖代々受け継がれている土地が僕が理想とする観光農園の場所にぴったりでした。アクセスもしやすく、日当たりの良い平地で海も見える。何にもない下蒲刈ですが、そこが魅力のひとつだと考えています。

小さかった僕にとってワクワクする場所だった下蒲刈が、これからはたくさんの子どもたちのワクワクする場所になったらいいなと思っています。

観光農園にカフェを併設。
食について学び、
考える体験ができる場所へ。

観光農園としてオープンしたあとは、敷地内にカフェをオープンする予定です。ブルーベリーを使ったメニューはもちろん、子どもたちが自由に遊べる空間だったり、下蒲刈のゆったりとした空気をのんびり楽しんでもらいたいんです。

ここへ来てブルーベリーの収穫をしたり、カフェで過ごすといった体験が、食の大切さを学んだり、自分の好きなことや得意なことを見つけるきっかけになると考えています。“ただブルーベリー狩りをする場所”ではなく、大人も子どもも学び、感動する体験を提供する場所にしていきたいです。

施設名
Blueberry Farm 呉
住所
広島県呉市下蒲刈町
予定サービス
観光農園事業
カフェ事業
オープン予定日
2025年7月