海外・国内を飛び回った大学生活と、悔しかった就職活動。そこから子供達に伝えたい事

こんにちは、ブルーベリーファーム呉の横山です!

今回は大学生活・就職活動を振り返り、その経験から、子ども達に伝えたい事を考えてみたいと思います。

将来の夢を描かないまま進学してしまった大学生活

大学は薬学部に進学しました。薬学部は実験等があり忙しい旨、大学のサッカー部には入る事が出来ず、サークルでサッカーを楽しみました。

薬学部の入学した理由は、高校の先生の影響で、化学が好きで得意だったという事、また、親から薬剤師は将来安定しているからと薦められ、得意な科目で勝負できる学部でした。

今振り返ると、将来の夢・なりたい事を何も描くことが出来ておらず、安易な進路選択だったかもしれません。

というのも、大学の授業は、高校の勉強と比較し、専門的になる為、難しく、将来の夢を描いていないまま入学した私にとって、何の為に学んでいるかわからず、「勉強をする事・授業を受ける事」が苦痛でした。

留年しないように、両親に迷惑を掛けないように、とテストに合格するために勉強していました。

本当に、全く意味のない勉強をした様な気がします。。。

高校卒業までに、もっと自己の事を知る事(自己分析)・仕事や職業について知る経験をする事(仕事理解)を行い、誰の為に?何の為に?何故?学ぶのか、将来のなりたい姿・夢を描くことが、大切だと学んだと思います。

長期休暇を利用して経験した様々な出会い

大学では、年二回、進級するための大きなテストがあります。このテストの時期は、今振り返っても、二度と経験したくないと思うくらい、辛かったです。本当に辛かった・・・。何度徹夜をしたことか・・・。(日頃、勉強していない私のせいです。)

しかし、年二回のテストが終わると、二ヶ月間の長期休暇があります。

私にとって、大学の唯一の楽しみは、この年二回訪れる、二ヶ月間の長期休暇の計画し、様々な経験をする事でした。

エジプトにて、世界遺産の清掃活動

ピラミッドは、絶対人生で一度は行ってみたい場所でした。ピラミッド周辺を清掃していると、地元の人から、いっぱい話しかけられました。また、インタビューを受け、海外メディアに取り上げられました

清掃活動中、ターバンを被せられ、喜んでいますが、この後、ちゃんとチップを要求されちゃいました

ケニアにて、野生動物保護活動

この村の子供たちにとっては、野生動物から襲われる不安があり、殺していたみたいです。しかし、野生動物は、自然環境において重要な役割を持っています。その中で、人と動物が共存する為に、私たち人間には何が出来るのか?について考えました。

国立公園の中にある、村の子供のサッカーをした後

ベトナムにて、ツーズー病院訪問と孤児院の活動

ツーズー病院では、ベトナム戦争による枯葉剤の影響で、生まれきた子供たちに身体に障害が及んでいることを初めて知り、戦争の恐ろしさを感じました。また、HIV・家庭が貧しく、親から見捨てられた子供たちと一緒に遊び、その中で、日本の文化を教えました。あの子供達の笑顔は、今でも脳裏に焼き付いています。

ツーズー病院で働かれているドクさんと交流

竹富島での、住み込みバイト

一人旅をしている時、竹富島に住んでみたいと思い、竹富島で有名な、八重山そば屋でバイトをさせてもらいました。毎日、三線の音色と共に、起床していました。

一緒に住んでいたおじぃ、私は沖縄の人と間違えられ、よく道を聞かれました

この二ヶ月の休暇の間、何をするのか考える事が、唯一、楽しみで、自ら行動していた事だったかもしれません。

私は、自ら行動している理由、つまり、興味・関心のある事だと考えます。

今振り返ると、興味・関心があった理由は、大きく二点あったと思います。

一点目は、様々な背景の人と出会い、自身が経験したこともない、聞いた事のないお話を聞くことを求めていた

二点目は、何らかの社会の課題・問題に対し、目的意識を持ちながら、活動されている/しようとしている方と出会う事を求めていた

もしかすると、大学時代の私には、将来のなりたい姿を描く事が出来ておらず、何かなりたい姿を見つけようとしていたかもしれません。

また、難しい社会の課題に対し、活動されている方・将来の夢を明確に持っていた大学生に、憧れがあったのかもしれません。

色んな価値観を持つ人との出会いを、直感的に求めていた様に思います。

悔しく・辛かった就職活動

大学生の多くが経験し、今後の人生を大きく変えるイベントが、“就職活動“だと思います。 

私の就職活動時の想い出は、辛く、悔しい経験をしました。

長期休暇を使い、多くの人と出会いはしましたが、就職活動時も、明確に将来なりたい職業・仕事は描けておらず、薬学部だったので、薬剤師になる事をぼんやりと描いておりました。

そんな中、私は明確になりたい職業を描いていませんでしたが、仲の良い友達が、薬剤師ではなく、製薬会社の営業職(MR)への就職活動をしているという理由で、私も活動スタートしました。(本当にどうしようもない人間です)

就職活動をしている中で、製薬会社で働いている方とお話をさせて頂き、ビシッとスーツを着こなし、人前で堂々と仕事のやりがいをプレゼンしている姿が、非常に格好良い思い、私も製薬会社の営業職(MR)の様な人になりたい!と変化していきました。

今まで、人前で話す事も嫌いで、目立つ事を避けていた私にとっては、真反対の人間だと感じ、非常に格好よく写っていたように思います。

しかし、仲の良い友達が就職活動をしている理由がきっかけで始めた私は、予想通り、中々、内定をもらう事はできませんでした。

そりゃそうですよね・・・。

将来のなりたい姿は?、何故その仕事にに関心があるのか?、自身の強みを活かして何を成し遂げたいのか?等の、自分を知らず、仕事の理解をせず、面接用の自分を作り、就職活動をしているので、面接官には、簡単に見透かされます。

友達の内定が出始めている中、内定を貰う事が出来ない私は、焦ったり、悔しい感情も湧いてきます。

内定という結果が出ない事は、もちろん悔しいですが、

同時に、私の様に内定をもらえない人の気持ちを考えず、周囲から発せられる言動によって、悔しい想いもしました。

内定が貰えない理由は、自分にあるのですが・・・悔しかったです。

面接で落ちる度に、嫌な、悔しい想いを経験しました・・・。

子ども達に自己理解の大切さを伝えたい

辛い経験や悔しい経験により、自身の成長に繋がる事はありますが、その様な悔しい経験で成長するのではなく、

就職活動が始める前までの成長過程で、しっかりと自己理解・仕事理解し、将来の夢・なりたい姿に向け、学生生活を送り、就職活動して欲しい。

そのことが、社会人になった後、イキイキと仕事が出来ると思います。

私と同じ様に、就職活動までに、自己・仕事を知らず、将来の夢・なりたい姿を描けていない学生は、多いような気がします。

なので、「学生の進路を選択する一助になれる様な、農園・Cafe・人間になりたい!!」

だから、多くの子供たちも、いっぱい来て、何かを感じ取って欲しい、という想いがあります。

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