10月8日(日) 苗植付けイベントを終えて

こんにちは、ブルーベリーファーム呉の横山です。

前ブログ・インスタにて、10月8日(日)、苗の植付けイベントに関するご案内させて頂き、無事に終了しました。

なので、今回は、「苗植付けイベントを終えて」というテーマで考えてみたいと思います。

苗植付けイベント開始前

私の心・気持ちについて

このような苗植付けイベントは、初めての企画という事もあり、当たり前ですが、不安はありました。

前職時、「○○講演会」という、医師を対象とした講演会イベントを企画する事は多々経験しました。

新入社員時も、初めて企画した際、不安な気持ちはあったなぁ〜っと、想い出します。

しかし、あの新入社員の当時は、イベント立案〜案内〜実施〜終了までのフローを、先輩方に教えて頂き、また、同僚や上司もいるので、ドキドキはしながらも、「まぁ〜なんとかなるだろう!?」と強気で、無責任な気持ちでいたと思います。

今回のイベントは、少し形態が違うかもしれませんが、過去にイベントを開催する大変さを経験していた為、開催の難しさ・大変さは、なんとなく理解していたつもりです。

そして、今回のイベント開催前においても、前職の新入社員のときに経験した、これで大丈夫なのかなぁ?という不安の気持ちが蘇ってきました。(懐かしい・・・。)

今回の苗植付けイベントは、前職と違って、私一人で立案〜案内〜実施〜終了までしていかなければいけないという点、また、私自身も恥ずかしながら・・・苗を植えた事がないという点等々、いっぱいの不安を抱えていました。

少しでも不安になった際は、自分の事業を通してやりたい事・支援したい事を再確認し、また、一緒にイベントを進めてくれるパートナーである、フムフムさんに相談し、不安な気持ちを一つずつ、払拭していました。

フムフムさんとの打ち合わせ現場!いつも何かを食べながら!

事前準備

参加者数によって、準備が異なってくるので、事前に参加者の人数は把握しました。

また、現在の農園は、トイレ・休憩所等、何も設備がなかった為、テント・椅子・机等の休憩できる場所を用意し、仮設トイレも借りることにしました。(仮設トイレ業者を探すことも初めての経験でした)

また、もちろんですが、ブルーベリーの専門業者の方との苗植付けイベントの日程調整・苗の到着日時調整、農業工事業者の方との農園設営の期日も調整します。

何度も言っていますが、私は苗を植えた事がなく、苗がどの様な形で送られて来るのか?さえもイメージできていない状態の中、イベントの準備をイメージすることは難しかったです。

なので、不安な事が多く、ブルーベリーの業者の方・農業工事業者の方にご相談し、その都度、丁寧に教えて頂き、しっかりと事前準備とリスクマネジメントは行っていきました。

その中で、大切にしていた事は、来て頂いたお客さんに、「参加してよかった」と思ってもらえる事。過去のブログ内でも書いた様な気がしますが、“おもてなし“は最低限したいと思っていました。イベントに参加はしたものの、参加しなかったら良かったと思われるのは、悲しくなりますからね。

そこで、自身では出来ないおもてなしの一つとして、私自身、下蒲刈島で、美味しいコーヒーを飲みたいという願望もあり、広島県東区にある、私のお気に入りのコーヒースタンド“Sapta”さんにもご出店をお願いしました。(快く引き受けて頂いたsaptaさんには感謝で、美味しかった!)

広島市東区 コーヒースタンド「Sapta」さんに、イベント出店の御了承を得ました!

苗植付けイベントを終えて

当日は、午前の部:68名、午後の部:46名、島の人:約20名と、100名を超える方々に、農園に遊びに来て頂きました。島の方達は、こんなにも人が集まるとは想像していなかったようで、「苗を植えるだけで、なんで人が集まるんね〜?」とお話ししていたことが印象的でした。

午前の部に参加して頂いた方達との一枚

在り来たりな言葉になってしまいますが、「開催して良かった!」という一言です。また、新たにチャレンジしたい事も出てきたので、その点を踏まえ、下記にて記載していきたいと思います。

良かった事

①今の自分の現状を把握することができた点、②応援メッセージが多く、元気をもらった事、③これから実施したい事がさらに明確になった事

パッと出てきた感想は、これら3点です!もう少し具体的に書くと、

今の私の力ではこのくらいの人数しか集客できないということ、つまり、自身の力がわかった様な気がします。一方、7月から始めたSNS運用(インスタ・YouTube)に関して、甘い考えかもしれませんが、うまくいっていると感じました。広島に友達がいない中、SNSを通じ、100人以上の人を集客出来たという点は上手くいっているんではないか?と感じた事は、本音です。(当日、天気予報は雨模様にも関わらず、ドタキャンはゼロだった事も嬉しかったです)

また、「絶対また来ます!」「色んな人に紹介するね!」等々、めっちゃ応援コメントを頂いた事は、率直に嬉しかったです。

改めて、今まで知らなかった人から、応援コメントをいただくことは、本当に嬉しく、幸せな事と感じました。

チャレンジしたい事

私がブルーベリー観光農園事業を通して、やりたい事の一つに、「キャリア支援」を掲げています。

私が考えるキャリア支援の第一歩は、「自己理解を促進する事」ということは過去のブログにも書いています。

この「自己理解」は、経験によって、導かれる事が多いと考えております。

その中、すぐに観光農園が開園できない中でも、こんな私でも、農園を使って、子供達の自己理解を促進できそうな事を把握したのです。

一生懸命、苗を植える様子。2年後、ブルーベリーを食べに来てほしいなぁ

それは、「自由研究の題材」です。

今回のイベントを通して、「自由研究の題材として使わせて欲しい!」という希望の声は、多かったです。

そして、私自身も、これは、自分のやりたい「キャリア支援」と当てはまっていると感じました。

この歳になっても、私の小学生の時の(リトマス試験紙を使った)自由研究は、鮮明に覚えています。その一方、母親から、毎年のように、「自由研究どうするの?」と言われている光景は今でも覚えており、時間がない中で、適当になんとなくやり過ごしていたように思います。

しかし、小学校時代の他の宿題は覚えていないにも関わらず、なんとなくやり過ごしていた自由研究は、36歳の今も尚、私が覚えているということは、子供達にとって、非常に強いインパクトであると同時に、大切な宿題(経験)だと、改めて思いました。

その年に一回しかない、自由研究に関わる事で、子供達の経験、そして、キャリアに関わる事ができる様に思い、「自由研究を一緒に作っていきたい!」と強く思い、新たにチャレンジしたいと思います。

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