製薬会社で10年間働いた私が、ブルーベリー観光農園に挑戦する理由

製薬会社の営業職に就職

こんにちは!ブルーベリーファーム呉の横山です。

今回は、11年間勤めた外資系製薬会社を振り返り、ブルーベリー観光農園挑戦に至った想いを考えてみたいと思います。

なんとか、苦労した就職活動も、友人らに、自己分析・面接練習等、支えてもらい、

無事に内定を掴み、外資系製薬会社の営業職(MR)に就職をする事が出来ました。

今でも、運が良かったとしか言いようがない・・・と感じています笑

親戚の集まりがあると、「製薬会社の営業職って、接待とか大変でしょ?」と度々言われますが、私の入社した頃には、そのような接待は無く、お酒が最弱な私にとっては、非常に助かりました。

入社した会社は、失敗しても良いから若手に、ドンドン、チャンスを与えるという社内風土で、積極的に成長の機会・チャンスを与えてもらいました。

入社後は、夜遅くまで働き、休日にも関わらず、同期と勉強したり、小学校から続けていたサッカーと同じ様に、がむしゃらに仕事をしていました。

あまり深く考えず、自分の与えられた計画数字を達成する事を考え、同期・先輩達には負けたくないという気持ちで、仕事に向き合っていました。

先輩方と比べると、スキルや知識は無いですが、その中で、自分なりに考えた活動により、顧客・周囲から感謝されたり、賞賛される事は、大きなやりがいとなっていました。

仕事を通して気付いた、ありたい姿

徐々に任される仕事も増え、仕事に慣れ始める中で、「信頼関係の構築」という事が、あらゆる場面で大切になってくる事を経験しました。

(例えば、、、)

社外においては、営業職だったので、顧客から「信頼」頂けないと面会しお話する事も難しく、すなわち、会社から求められるミッションは未達となります。

また、社内においても同様に、昇進するにつれて、チームを纏める事・後輩の育成も任して頂く事がありましたが、信頼を得られないままだと、周囲の活動を促進する事が難しく、チームとして結果が出ない事に繋がります。

社外・社内問わず、「信頼」を勝ち取る事は、容易ではない事を経験しましたが、その中で、相手の困っている事を把握し、考えられる価値を提供し続ける事で、

その結果、「横山さん、ありがとう!」と感謝され、顧客にも関わらず、互いに良好な関係で、幸せな気持ちで仕事をする事を幾度となく経験しました。

多くの人に出会い、仕事の経験を通し、より強く私自身の事を理解した事があります。

一点目は、社内の人から、「相手のニーズ(課題)を捉える事が得意だね」と言われる事は多く、私も困っている事・課題は何だろう?それはなぜ?と考える癖がある事を認識し、自身の強みだと感じた事。

また、二点目は、その課題を捉え、できる限りの価値を考え、提供し、他者から感謝され、楽しく一緒の時間を過ごす事が、大きなやりがいと感じている事。

大学当時、様々な場所に行き、色んな人と出会い、ぼんやりと「このように生きていきたい!」と憧れを抱き、色々彷徨いました。

そして、社会人になり、仕事を通し、より多くの人と出会うことで、私の憧れを抱いている人の共通点が、わかりました。

それは、「何かの社会問題、目の前の課題に立ち向かい、生きている人」でした。

今まで出会った、憧れの人と同じ様に、私の出来る事をチャレンジし、お役に立ちたい、この想いが、ブルーベリー観光農園・Cafeの開園にあります。

決意・挑戦

一見、「脱サラ・退職」の事を話すと、前職の仕事が嫌になった、と思われるかもしれません。

しかし、そうではないんです。

前職において、給与・福利厚生等、会社への全く不満は無く、

仕事内容も、日々医療の課題を考え、向き合うことが嫌になった訳ではないんです。

前職の上司・先輩・後輩に、退職の話した際、「なんで?」と驚かれました。

比較的若く、昇進し、管理職の打診も頂き、順風満帆に見えた社会人生活なのに、、、「なぜ?」

なぜ?脱サラし、なぜ?ブルーベリー観光農園・Cafeを開こうと決意したのか?については、別のブログで書きたいと思います。

ただ、過去のブログの中で、小学校〜大学生、そして、社会人の想い出を簡単に書きました。

自分の夢・なりたい姿を描くことは無く、就職活動も、友達がしていたという理由がきっかけ・・・

まさに、悲しい学生生活だったと思います。

小学校〜大学生は、何のため?誰のため?なぜ学んでいるんだろう?と分からず、新しい事を学ぶ際、辛い事が多かったです。

しかし、社会人になり、相手の困っている事を把握し、そのために日々学習し、他者から感謝されたり、喜んで頂ける経験をする事が、私にとってはとてつもないやりがい・パワーとなり、新しい夢・なりたい姿に挑戦したいと変化しました。

このような一見大胆と思える、ブルーベリー観光農園・Cafeの挑戦は、人生で初めてです。

挑戦する事を決心出来た事は、何より、妻・両親・親戚のサポートが大きいです。

それと同じくらい、自分の価値観・強み弱み・関心事・なりたい姿等を知る事、つまり、「自分を知ること」が、何より大切な事で、キャリアスタートの第一歩だと思います。

人は、各々違う経験をし、価値観は変化し、夢・なりたい姿が変化していくと思います。

観光農園・Cafeを通して、今まで食べた事がないくらい美味しいブルーベリーを食してもらいながら、ご家族・パートナー・友達と、下蒲刈島という時間がゆっくり流れている場所で、自分と向き合う時間(経験・体験)になれば嬉しいと思います。

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