【3ヶ月目】プロの徹底した整地作業により、生まれ変わった景色

こんにちは、ブルーベリーファーム呉の横山です!

工事開始から、3ヶ月が経過しました。それにしても、3ヶ月間の「変化」って、すごい!半端ない!ですね!

おそらく、一度は、学校の先生から、「毎日、コツコツ勉強していくことが大事ですよ」と言われた事があるかもしれません。今、記録用として、同じ景色(農園予定地)を写真に納めているのですが、写真で振り返る事で、「変化」を感じる事ができ、一歩ずつ前進している事を実感します。

学生時代、ケニアに海外ボランティアに行った際(海外・国内を飛び回った大学生活と、悔しかった就職活動。そこから子供達に伝えたい事)、人間の環境・動物に与える影響の「変化」について、学びました。人間が踏み入れた自然公園と46億年前から人間が踏み入れていない自然公園とでは、動物の生態系・植物に「変化・違い」があった様に、今私が新たな挑戦で、15年間放置された農園に介入する事で、まさに変化を起こしているんだと、無心に草抜き・整地作業をしていると、ケニアに行った時の「人間が踏み入ることによる、自然の変化について学んだ事」を思い出しました。

さて、それでは、我々が、新たに踏み入れた事による「変化・違い」を、写真の経過と共に、2023年6月度の工事進捗状況をご報告しま〜す!!

息子も整地作業中!私の真似をして、アンパンマンスコップがお気に入りみたいです。

1〜2ヶ月目までの振り返り

3ヶ月目の進捗

前月(2ヶ月目)の主な工事内容は、①ビニールハウス・雑木等の全てを撤去、②雨水による水溜まりが出来ない様に土を均す、③私はゴミ拾い、三点でした。(【2ヶ月目】スッキリ!何もなくなった全貌を公開

工事開始2ヶ月後(5月末)の農園の様子。1ヶ月目と比べると、別の景色です!

【1週目】「これで整地完了!!と思いきや・・・。」

5月末、雨水が溜まらない様に土を均しました。私の素人目線では、これで十分な整地作業だと思っていましたが・・・土木業者目線では全くダメらしいです。

島の土木業者の方から、「正直、このままでは整地した意味がない・・・。実際、少し土を入れなければいけない!!元々の地盤の土が、畑なので、粘土質で、6月〜観光農園をOPENするなら、梅雨と重なるので、雨が降ると、泥濘んで歩けないよ!真砂土を入れて、少し傾斜をつけて、自然と雨水が水路に流れるように整地するのがベターなんだけどなぁ〜。でも、土を入れると費用がかかるし、どうしようか?」との事でした。

島の土木業者の方は、いつも私の農園の事を考えて頂き、素人な私に、色々教えてくれるのです。本当に強い味方です。

つまり、土(真砂土)を入れた方が良いんだ・・・。でも、誰にお願いすれば良いのだろう?と悩みがまた一つ・・・。悩みは尽きないです。笑

粘土質な土だと分かり易い農園箇所。ハウス撤去前は、ここの場所は、池みたいな状態だったんです。

【2週目】「島の方々の協力により、真砂土導入の決意」

早速、島の前センター町と整地作業頂いている土木業者の方と相談させて頂き、土を持っている所有者の方を探して頂きました。また、土を入れる量・方法についても、アドバイスを下さりました。(本当に感謝しかない)

島内では、人と人との繋がりが強い為、「あぁ〜その事なら、○○さんに相談してみんさい!」と、すぐに解決方法を提示してくれます。

私自身、土は、簡単に取れる物と思っていましたが、昔と違って、土(真砂土)の取れる場所は非常に少なく、また、重機・トラックも導入しないといけないので、土を取る作業は難しいみたいです。(本当に知らない事ばかり)

また、土の導入種類選択の一つとして、砂利を入れる方法もあるみたいです。砂利は、費用はが安く、良い選択かもしれませんが、砂利を入れると、将来、土地の使い道が無くなってしまうとのことで、砂利導入の選択は断念しました。

よって、真砂土を入れる事しました!!

所有者の方との間に、前センター町や土木業者の方に仲介に入ってもらった為、所有者の方との相談もスムーズに行う事ができました。

土の所有者の方も、「絶対に諦めなさんな!応援しとるけん!」と熱いお言葉をかけて下さりました。(島の人は、みんな応援して下さります)

こうやって、困った時に、すぐに相談させて頂き、手を差し伸べて頂ける事に、「人との繋がり」「地域との由縁」の大切さを改めて感じました。

そして、真砂土の導入問題は解消し、再び、工事開始となりました。

農園近くの場所で、整地作業をお願いしている土木業者の方が、土を取って下さる現場

取った真砂土を、トラックに積んで、農園に降ろして、積んで降ろして、この作業を何度も繰り返して下さりました。

5月末時点での山になっている土と見比べると、若干、土の色が異なっている事が分かります。これが、真砂土と言われている土。

【3週目】「山になっている土を均していく」

トラックから降ろした、富士山の様な形として積まれている土を均す作業に入りました。(私ではなく、土木業者の方が、重機により、作業してくれます)

下記の写真を見ると、導入した真砂土の箇所と本来の土壌(粘土質の土)の違いが、はっきり確認できます。

奥側が真砂土の導入箇所・手前側が未だ真砂土を導入していない箇所。真砂土の導入箇所は綺麗ですね!

ただ、土を均すのではなく、両端にある水路に流れる様に、傾斜を考えながら、均していくのです。

とても大きい重機を器用に扱い、土を均していく作業は、圧巻でした。

【4週目】「整地作業と並行して、水道・電気工事」

整地作業を並行して、水道・電気工事を行いました。

当農園は、養液栽培法という特殊な栽培方法であり、併設してCafeも設置予定なので、水道電気工事も必須なんです。

普段、何も考えず、使用している水・電気は、この様な工事過程により、使う事が出来る事を初めて知りました。

仮設の電柱を設置。電気を使うにも、このような工程があるのですね。
農園と水道管がたまたま近くで良かったです。水道管が遠い場所の工事になると、大変との事。

【5週目】「整地作業の最終工程」

ついに、土を均し終え、新しい重機が加わり、整地作業の最終工程に入りました。

この重機によって、真っ平らな土地になっていきました。重機の奥側に見える、真っ白い土地、綺麗です。

この重機により、より一層、綺麗な平らな土地に変化しました。本当に綺麗です。

この作業により、ようやく、大雨が降った際の水の流れ方を、最終確認出来るとの事です。

まさにプロの匠の技と経験により、この農園は成り立っております。

私に出来る、1ヶ月間の農作業

私は、重機を使った作業はできないのですが、陰ながら私に出来る作業をしておりました。

それは、農園近辺の草抜き・ゴミ掃除です。

15年間、放置された農園近くは、不法投棄されたゴミ・ボーボーに生えた雑草が、無造作に放置されていました。

こういった農園の周辺を綺麗にする事が、お客さんの「お・も・て・な・し」には重要だと思っています。

私は、スコップと草刈鎌の相棒達と、こういった下記の所で戦っていました。

昔は使われていた道具。なんじゃこりゃ〜と叫んでいる一コマ。
農園の端の雑草を抜きまくります!!私の相棒のスコップ!!

工事開始、次月4ヶ月目の予定

2023年6月30日・7月1日と、広島県内は、大雨警報が発令され、広島駅〜呉駅の電車も、大雨の影響で、電車はストップする程、雨が降っていました。

つまり、この大雨に、私の農園は、最小限の水溜りで制御できているのか?を確認するシチュエーションとなったのです。その答えは、来月の工事進捗で報告したいと思います。

4ヶ月目の農園作業は、①防風ネット防鳥ネット等の農園を囲う作業の業者さんとの最終打ち合わせ、②デザイナーさんとの農園・Cafeのデザイン設計相談、③引き続き、農園周辺の草抜き・ゴミ掃除を予定しております。

併せて、創業に関する勉強の為、セミナーに参加したり、名古屋のブルーベリー農園へ学びに行ったりと、自身の学びは続けていきます!!また、インスタのリール動画編集も開始する予定で、私の事を動画でも知って頂ければと思います。

SNS関連も初めての経験で、わからない事が多いですが、何でも経験することにより、成長できる事を信じて、前進あるのみです。

私自身・農園の「変化」についても、ブログ・SNSを通して、身近に感じ取って頂ける様にしたいですし、誰かの挑戦を後押しできる様なメッセージになればと思います。

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