【18ヶ月目】夏が終わった9月の下蒲刈島

こんにちは、ブルーベリーファーム呉の横やんです!

先月8月末、大型台風の被害にドキドキし9月を迎えました。台風が過ぎ去った後、塩害対策として、ブルーベリーの木々を真水で洗い流す作業を行わなければいけません。

なので、9月のスタートは、真水で洗い流す作業からスタートしました。

真水で、ブルーベリーを洗い流す作業中

2024年9月、農作業、何をしていたの?

8月に行っていた徒長枝の最終カット・確認作業を終え、9月はというと、、、

特に新たに行う作業はありませんでした。しかし、9月中旬頃にイラガという虫を発見してしまいました。このイラガという虫は、ブルーベリー観光農園事業者にとって、非常に厄介な虫として有名です。その理由は、刺されると痛いらしい・・・(私はまだ刺されたことはありません)

なので、イラガ対策として、私の農園でも、5月・8月に、イラガ対策のための農薬を散布しています。

このイラガは、葉っぱの裏側に引っ付き、隠れているので、これまた厄介なのです・・・でも、イラガによって、葉っぱが食べられていると葉の緑色素が薄くなり、黄色っぽくなっています。また、イラガの糞がポットの周囲に落ちているので、よく見ると発見できます。

なので、9月はこのイラガに注意しながらの作業でした。

指で刺している、先に見える黄色の虫の集団が、イラガ

18ヶ月目(9月度)の農園状況と私の日課

【1週目】台風一過のブルーベリー対策

台風が過ぎ去った、9月1週目。私にとって、初めて台風対策を行いました。台風が来る前、万全な対策は何だろう?っと考え、ブルーベリーを植えているポットを転がし、倒す事を一つの考えにありました。こうすることで、枝が折れる事を防ぐことができると聞いていたのです。

しかし、全てのポットの周囲に、支柱を立てていた為、現実的に、ポットを倒して転がすことは、時間的にも、体力的にも、難しいと判断しました。なので、特に、台風の前の対策としては、特に行っていませんでした。

被害がない事を祈るしかないですね・・・w

そして、台風が過ぎ去った、次の日は恐る恐る、農園に向かい、早速、真水でブルーベリーを洗う作業です。真水で洗う機械を貸して頂き、「こうやってやりんさい!」っと、親戚のおじちゃんに、お手伝い頂きました。多くの方に心配頂きながら作業を行っています。

「こうやってやりんさい!」っと手伝ってくれる親戚のおじちゃん

【2週目】静まり返った海水浴場

9月になりましたが、まだまだ暑さを感じます。しかし、賑わっていた8月の梶ヶ浜海水浴場には、泳いでいる人もおらず、サメ避けネットは撤去され、どこか寂しさを感じます。

でも、まだ夏を感じたいので、梶ヶ浜に行き、海を眺めてしまいます。

まだまだ夏を感じることができる梶ヶ浜海水浴場

【3週目】グリーンレモン収穫が始まった

未だ暑さを感じる事ができる、下蒲刈島。下蒲刈島では、年中、多くの農家さんによって、色んな果物が作られています。

夏が過ぎ、秋を迎えるのですが、この頃から、グリーンレモンが収穫できます。

緑色の丸々している果物が、グリーンレモン

このグリーンレモンは、黄色のレモンに比べてると、水分量が少ないみたいですが、レモンの香りが強いのです。レモンはこの9月頃から1月頃まで、収穫できます。非常に長く収穫できて,猪にも食べられることはないので、島の農家さんは、最近みかんよりもレモンの方を栽培されている方が多いみたいです。

子供も、蚊に刺されながら、一生懸命、グリーンレモンを収穫していました!レモン水にして飲む事がお気に入りの様です。

子供もレモンの香りが好きみたいです

【4週目】農園周囲を掃除しました

ずっと気になっていた、農園周囲を掃除していきます。まずは、農園横の水路です。夏は雑草が伸びてしまう為、農園横の水路にも雑草がボーボー。定期的に綺麗にしているはずなのに、少し目を背けるといつの間にか、伸びています。。。雑草って、本当に厄介・・・。

水路なので、定期的に綺麗にしなければ、雨水が農園に入ってくる可能性があるので、水路の掃除を頑張りました!

そして、もう一つ!隣接している、いちご栽培をしている方の石垣が、猪によって、崩されていたので、お隣の方と一緒に石垣を組み直しました。一つ一つの石には、顔があるらしく、その顔を見極めながら、積み上げていくのです。(私には、石の顔はわからなかったですw)

お隣のいちご農家さんと一緒に石を積んでいきます
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